製品紹介

Robot Hemming System Servo Roller Bender

サーボ加圧式ロボットヘミングシステム

1991年に開発されたロボットヘミングシステムは、従来のプレスヘムやテーブルトップヘム工法と比較し、数々の長所を備えた画期的なシステムです。
2013年には従来機構を一新。ローラーの加圧方法を油圧制御からサーボモータ制御に変更するとともに、ヘム加工専用制御機能を搭載した、サーボ加圧式ロボットヘミングシステムをリリースしています。

ロボットヘミングシステムの特徴

  • ・専用部の低コスト化により設備投資低減。
  • ・省スペースかつ基礎工事不要のため設置場所制限が減少。
  • ・多様なワーク搬入出が可能。
  • ・少量多品種から大量生産までロボット×治具の組み合わせで対応可能。
  • ・軽量治具のため、治具交換も容易に可能。
  • ・試作生産、サービスパーツ生産に最適。
  • ・高品質(ヒケ無し、面直加圧)、品質調整をティーチングで実施するため、熟練作業者が不要。

サーボ加圧式ロボットヘミングシステムの特徴

高速加工
ワーク形状の変化に対し常に加圧力を一定に制御。従来は油圧の特性上形状変化部などにより加工速度の低下が見られましたが、形状応答性向上により一定速度での加工を可能とし、加工速度が向上しました。
ターンテーブル廃止
サーボ加圧一定制御により、治具設置部分のターンテーブルの廃止が可能。量産システムの汎用部コスト削減、及び設置面積の削減効果があります。
高機能
ローラー自動脱着機能(オプション)、ATC機能、ロボット2~4台仕様、ハイブリッド治具など、多機能で高速対応が可能です。
製品形状、材質への対応力がアップ
ヘム加工が難しいアルミ材やハイテン材も、高品質なヘム加工が可能。また、複雑な形状やサッシュ内ヘム、ホイルハウスヘム、センターレールカバーなど様々な形状にも対応できます。
フランジアップなど形状加工も可能
従来プレス工程で行っていたフランジ成形工程もロボットヘムで対応が可能です。
国内主要メーカーに対応
YASKAWA、NACHi、FANUCといった国内主要ロボットメーカーに対応しています。

製品の概略仕様

名称
Servo Roller Bender Robot Hemming System (S-RHS)
ロボット
YASKAWA MOTOMAN-MH180/225/225 DX200制御装置(RHS用Option付)
(MOTOMAN-ES165D/210D DX100制御装置も対応可能※アップデート要)
YASKAWA MOTOMAN-GP180/225 YRC1000制御装置(RHS用Option付)
NACHi SRA166 FD11制御装置(RHS用Option付)
(TMC仕様TFD11制御装置対応可)
FANUC R-2000iC R-30iB制御装置(RHS用Option付)
加圧軸
YASKAWA 中空サーボモータ SGAGS-420KA20-YA12 (安川電機製)
NACHi/FANUC 中空サーボモータ KRM-32273 (電溶工業製)
加工圧
500N(50kgf)〜2,500N(250kgf)まで無段階に設定可(加工中の変更も可)
ローラー
φ80〜φ14(各種製品に合わせ設計対応可、ダブルローラー、トリプルローラー可)
組合せ
ロボット1〜4台、治具ベース1〜4式の組合せ可能。
例)高速加工仕様  ロボット4台 × 治具ベース1式
  少量多品種仕様 ロボット1台 × 治具ベース4式
オプション
ローラー自動脱着装置(※従来は標準)
ハンドリングツール脱着装置(ATC機能)
治具傾斜搭載ターンテーブル(2面〜4面)、治具チェンジャー他
OLP
各種オフラインソフトでのティーチング対応可
CENIT FASTSUITE V5(DELMIA V5)、CENIT FASTSUITE edition2、Moto-Sim、ROBOGUIDE、FD on DESK

ロボットヘミングシステム開発の歩み

1985年
開発着手、ローラーヘミング装置の基本特許取得
1991年
ロボットヘミングシステムの開発成功
1992年
トヨタ自動車(株)殿スープラのアルミ製デタッチャブルルーフのヘミング加工装置にRHS-1号機が採用される
2007年
RHS-100号機をMMCB(三菱ブラジル)殿へ納入
2013年
RHS本体システム200号機達成 同時にRHS治具630式達成
サーボ加圧式ロボットヘム開発
2015年
YASKAWA、NACHi、FANUCの各社ロボット対応完了
2017年
RHS本体システム300号機達成、同時にRHS治具800式達成